バッファ周りの処理の改良は一段落

公開:2011-11-20 21:02
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:wasapi,c++,dawもどきの作成,デジタル信号処理,windows,audio,windows api

バッファ周りの処理の改良は一段落した。共有モードの問題も解消している。続いてキャプチャークライアントを作ろうと思っている。wasapiのラッパークラスにコードを付け加えて作ろうかなと思っている。レンダラーとほとんど同じコードなので。

MSDNにも書いてあったけれど、Windows7以降では共有モードでも30ms以下のバッファサイズが指定できるようだ。実際試すと10ms~3msのサイズを指定できる。でも実際の発音までのレイテンシは長くなっているようだ。排他モードだとバッファサイズ≒レイテンシとなる。実際のレイテンシがいくつかはIAudioClient::GetStreamLatency()で調べることができる。何度も書いているけど共有モードの時のGetStreamLatencyの値ってなんだかよくわからないんだよね。うちの環境だと5ms付近で一定だったりする。