本の虫: プリンスオブペルシャのソースコードが発掘された

公開:2012-03-31 06:35
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:日記,ゲーム

ソースコードの保存は非常に厄介な問題である。多くの文化的に重要なソースコードが、すでに失われてしまっている。自由なソフトウェアの意義はここにある。本来、ソースコードは公開するのが自然なのだ。ソースコードを公開しないのは反社会的であり、人道上の罪である。

引用元: 本の虫: プリンスオブペルシャのソースコードが発掘された.

プリンスオブペルシャはPC98版ですごくハマった。キャラクターの動きがすごく滑らかで、ゲーム自体もすごく面白かった。

ソースコードの保存の問題は確かにそうだ。国会図書館のように公的な機関がすべてのソースコードを保存するようにすべきかもしれない。ソースコードは江添さんが言うようにすべて公開が前提となるが。

歴史上でマイルストーンとなるようなソフトウェアは当時のバージョンのまま保存されなくてはならないと思う。

話は変わるが、私はAodixというソースコード非公開のソフトウェアを使用している。しかし作者が亡くなったためにアップデートされなくなってしまった。

Aodixの作者ArguruさんはNoise TrekkerしかりPsycleしかりソースコードを公開してきたので、おそらくAodixもある段階が来たら公開するつもりだったかもしれない。ソースコードが公開されていればだれか(私も含め)が引き継いでメンテナンスを行うことも可能だが、それもできない。非常に良いソフトウェアであったために残念でならない。

ソースコード公開は継続的にユーザーが利用できることを可能にするという点でも重要だ。