静的HTMLのコンテンツの中身について考える

公開:2014-08-05 21:27
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:html5,wordpressから静的htmlへ

今日は何をしていたかというと

MySQLの利用を停止するので、コンテンツのデータストア先はもうない。HTMLにセマンティックな情報を詰め込んでデータレコードの代わりにできるかなと考えていた。きちんとコンテンツ部分を取り出せるだけの十分な情報をHTMLファイルに入れておけば、あとでレイアウトを変更したりしてもきちんとデータ部分だけを取り出して整形することは簡単にできるのではないだろうか。 コンテンツにRDFaやメタタグ、セマンティックなタグで「コンピュータが解釈できる意味情報」を埋め込む方向で考えよう。 セマンティック Webに関するセオリー的な情報は意外に少なくて、「これだ!」というものに出会えていない。「Dive into HTML5」をきちんと読んでみるか。

移行後のトップページは「あっ」といわせるものにしたいが

アイデアが出てこない。一応historyとajaxを使ってサクサクページを切り換える方法は考えたが、このようなことは誰でも思いつくことだろう。というかAPI設計者の想定内だろう。 この仕組みを使った例としては「QUARTS」が有名だそうだ。つなぎ目なくスクロールされ、URLが書き換わっていく。これはpushStateを使っているのだろう。 創造的なアイデアというのはこういう要素技術を調べつくし理解しつくしたあとに出てくることも多いし、試行錯誤の途上でできてしまうことも多い。大したものではないが、tumblrclientもそのような試行錯誤から出来たものだ。tumblr APIの一回のコンテンツクエリ数制限をフラグメントやチャンクの単位ととらえて、先読みキャッシュとの組み合わせでコンテンツをスムーズにページングできるようにしてみたものだ。そういう試行錯誤は積極的に行っていこう。楽しいしね。 npmモジュールを覗いているともう必要なものはほとんど揃っていて、それを組み合わせるグルーコードだけ書けばよいので意外にも早期に移行できるのはないかなとか甘い考えも出てきている。