音声ファイルから動画ファイルを生成する(43) – Ocean Renderer

公開:2014-02-25 21:48
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:音声動画出力プログラム,windows,c++,audio

注視点を回転させてみているのだがSkyboxの部分がめちゃめちゃ揺れて表示されるのである。

元々のサンプルでは回転させてもこのような揺れはなかった。波の部分はちゃんと回転されている。空はskyboxというキューブマップを使った疑似的な表現法なのであるが、そのせいかもしれない。凡ミスの可能性は9割くらいあるが、何かskyboxの回転に特別な配慮が必要なのかもしれない。コードとにらめっこしているが原因究明にはいましばらく時間がかかりそうである。

しかしこのキューブマップというテクスチャも作るのって結構大変なのではないかな。どうやって作るんだろうね。

平行して「高校数学でわかるフーリエ変換―フーリエ級数からラプラス変換まで (ブルーバックス)」を読んでいる。まあ理解スピードはものすごく遅くて、ほんとに1ページか2ページずつしか読み進めることができない。私のような凡人以下の脳ではこのやさしく解説しているであろう本でも非常に難しい。睡魔との戦いとなってしまう。

でもここの理解が進まないと、音声処理やCGの本質的な理解には行き着かないのでしょうがないのだ。めげないで頑張ることにしよう。CPUが速くてメモリが巨大となった今、昔は非力だったのでそこまでやることはできなかった、もしくはやるのにとてつもない時間がかかった難しい理屈をPC上でリアルタイム試行できる時代が来たのである。難しいのは当たり前だ。

さらに並行して、江添さんの「C++11参考書」を読んでC++11の勉強もしている。良い参考書であることは間違いない。可変引数テンプレートとか読んでいるけれどもC++は奥が深い。C++11になってさらに奥が深くなっているのであった。奥が深くなると眠くなるのが私のダメなところである。テンプレートの再帰な話になると文書化された睡眠薬のようである。寝る前に読むと数分程度で眠りに落ちることができる。今のところフーリエ変換とC++11の参考書は私にとって良い寝入りを与えてくれている。