JSON-LD 1.0の日本語訳に取り組む(8)

公開:2015-05-13 07:18
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:json-ld,web

ようやく9.の翻訳が終わった。

http://sfpgmr.github.io/jsonld/JSON-LD1.0.html#relationship-to-rdf

やっぱり英訳というのは難しくて、直訳ではどうにも意味不明となってしまう。というか直訳できているのかも不明だが。

この節の内容はRDFに疎い私にとってはわからない部分が多い。RDFトリプルとかね。なんか東京メトロのAPIをいじった時に、開発者向けドキュメントの中に説明が載っていたように思うな。ちょっとRDFについても概要くらいは押さえておかないとね。

それと「スコーレムIRI」という言葉もよくわからない。スコーレムとは何ぞやと思ってググると数学者の名前らしい。

IBMのサイトに以下の説明が載っていた。

https://www.ibm.com/developerworks/jp/xml/library/x-rdfconcepts/

セマンティック Web 理論の中で、空白ノードは間違いなく注意しなければならない概念です。というのも空白ノードは、その扱いにくさからデータ・ストアごとに実装方法が異なっており、しかも多くの場合はその 1 つのデータ・ストアのなかでも実装方法が統一されていません。この空白ノードを置き換える手段としてのスコーレム化 (Skolemization) は、形式論理学の理論に由来しており、統一的でグローバルな一意の IRI を生成するシステムとして、スコーレム (Skolem) IRI が推奨されてきました。しかしこの点に関してはまだ多くの議論があり、一部の人々はスコーレムという名前を使用することを特に懸念しています。その理由としては、スコーレムは明らかに数学的な性質を持つものであり、概念として負担になる可能性があるからです。セマンティック Web 理論で最も重要なことは、データを作成、操作、描画する際に空白ノードの使用を避けることです。

よくわからない。。