YMO Giga　Capsule を Hyper-V上のWindows XPで動かし、YMOのトラックシートを見ることができた！

先日Rydeenのカバー曲の参考にするためにYMOのGiga CapsuleをAmazonでゲットした。

私がほしい音源データはすべてDVD-ROMにAIFF形式で格納されているので、それを読みだせばよくて一昨日から聴きまくっていている。残念なのは22.05Khzで保存されていることだが、このボリュームからするとしょうがないことかもしれない。レアな音源やワン・ショットのサンプル、それにリミックス用のサンプルデータに加えてなんとほぼ全アルバムの曲データも入っているからね。

さらに残念なのはDirectorで作られたと思われるコンテンツを動かすことができない。「Quick Timeが対応していないエラー」が発生し、そこで終了してしまうのだ。Quick Timeも入れてみたのだが、だめだった。

まあいいかなと思っていたけども、そのコンテンツ中にYMOのアルバムのトラックシートが入っていて、それがどうしても見たい。トラックシートとはマルチトラック・レコーダーのどのトラックになんの音を格納しているかという情報である。

そこでクライアントHyper-Vで古いOSをインストールして、そこで動かしてみることにした。Windows XP Proは昔買ったものがあるので、それをインストールした。

ああ、懐かしい。そしてSP2、SP3を入れようとしたが、IE6だとググることもできなくなっている。しょうがないのでWindows 10側でダウンロードし、VHDを直接マウントして放り込んでインストールした。ああ、IE8を先にいれてもよかったか。。でもこんな事できるのは今のうちかもしれない。まだMSのサイトからSPがダウンロードできるからね。このVHDは保存しておくことにしよう。

で、なんとかインストールも終わりDVD-ROMをマウントして動かしてみると、「仮想メモリが3MB以上必要です。」とかいうエラーが発生して終了してしまう。仮想メモリの量を調節して、ようやく動かすことができた。

が今度は音が鳴らない。。

調べるにHyper-Vのデスクトップ接続だと音が鳴らないのだ。リモートデスクトップ経由だと音が鳴るらしい。

http://blog.tpc.jp/2011/06/hyper-v-os.html

上記ページを参考にリモートデスクトップ経由で接続し、ようやく音を鳴らすことができるようになった。が、ちょっと音がもたってしまう。ネットワーク経由だから仕方がないかもしれない。

それはさておき、ようやくトラックシートを見ることができたのである。

遺跡を発掘し、貴重な資料を発見したような気分になっている。。

トラック・シートの中身

とりあえずRydeenのトラックがどうなっているかを表にしてみた。判読不明の部分は省いている。

ちょっとよくわからないところもある。私はAメロはアープ・オディッセイとばかり思っていたけど、どうもムーグIIICで作ったようですな。音を重ねているっぽいね。。音を重ねているという点では私のカバー曲も今のところあっているということか。。でも音は全然違うけどね。