高校生の時に見逃した「装甲騎兵ボトムズ」を観終わった。

公開:2016-11-13 19:21
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:日記

Amazonプライムで「装甲騎兵ボトムズ」が見放題になっていたので、ここ1週間くらいかけて観た。

私はあまりアニメは観ない。今ではたまに家族が観る「サザエさん」をチラ見する程度である。ただ中学・高校時代はそれなりに観ていた。いわゆる「ジュブナイル層」向けのアニメというやつを。 最初に観たのは中学の友達H君からぜひ観とかないといけないと言われた「ガンダム」である。これは確か再放送だったと思う。ロボットアニメなのだがロボットは兵器として扱われており、それを操る主人公の人間的成長などを中心に据えたドラマであった。ただガンダムの場合はまだそのロボットがマジンガーZ的というかヒーロー的なデザインで、試作機といえこんなに派手な色づかいの兵器はないよなあ。。とか観てて思っていた。

高校生になって、「超時空要塞マクロス」というのが始まった。これは変形もののロボット兵器を取り扱ったもので、主人公と2人の女性の恋愛も描かれており、ティーンエージャーでかつ「うぶ」あった私にとってはなかなか面白いアニメであった。しかし最終回がどうであったのか記憶にない。このアニメはアニメ好きの友達M(漫画研究会に所属するほどの人)が絶賛していた。糸を引くようなミサイルの弾道表現がすごかったような気がする。なんかプラモデル買って組み立てたような記憶もあるんだよねぇ。。

ただ私はこういう人型ロボットって兵器として成り立つのかな?戦車ではだめなの?と思っていて、そういうことを問うてはアニメ好きの輩と軽くいざこざを起こしていたような記憶もある。。

それはさておき、「装甲騎兵ボトムズ」を観るようになったのは、高校の時に友達Wがこのアニメに出てくるキャラクターを昼休みにノートに書いていて、これって何と聞いたら教えてくれたのがきっかけである。確かテレ東だったと思う。だけど続けて観ることができなかったし、最後まで観ることはなかった。部活で忙しかったせいもあるかもしれないな。ただこのアニメの中で描かれている人型ロボット兵器はなかなか兵器的な色使い・形で、さらにはストーリーも大人っぽい感じだったので、とても印象に残っていたのである。ウィキペディアによれば、「ガンダム」に始まったリアルロボット路線の一つの到達点らしい。

それでアマゾンで見放題の動画の1つに加わったのを見て、これってどういう筋書きだったのかというのが知りたくなり、全52話をすべて観ることにしたのだ。

観終わった感想だが、中年のおっさんが観てもなかなか面白いストーリーであった。ただ細かいことを言うと、キリコという主人公が生まれながらのPS(パーフェクトソルジャー)・異能者というのは後付けで、なんかアニメが予想以上に長く続いたからのような感じがしないでもないことだ。あとワイズマンとかいう人工知能をキリコが破壊するシーンは2001年宇宙の旅のボーマン船長がHALを壊すシーンまんまだよね。あれ。。

しかしまあ、20年以上も前に見逃したTV番組を観れるようになるなんて、良い時代になったものだ。