BuzzをWindows 10 Technical Previewで動かす。
今 Windows 10 Technical Preview を普段使いしている。
ちょっとRydeenのカバー曲の音色をいじりたくなり、Buzzを立ち上げてみると一応普通に動く。でもファイルを読み込むとエラーが発生。
エラーの内容は見慣れたというかBuzzではよく発生するものだ。いわゆるDLLが足りない時に発生するものである。Buzzはプラグインによりソフトシンセやエフェクトを追加することができる。歴史の長いソフト(おそらく1997年ころからある)なので開発が終了したプラグインが古いランタイムに依存しているものがあるのだ。今回もおそらくそうであろう。
何が足りないのかというとたいていはVCのランタイムである。エラーメッセージだけでは何のDLLが足りていないのかわからないので、dependency walker でDLLを見てみる。
MSVCRT71.DLLが足りないとある。このDLLをググるとVisual C++ 2003 (7.1)のランタイムであることがわかる。
これをネット上で入手して(OSインストールディレクトリ)\SysWOW64に放り込む。これでMatilde Trackerは動くようになったが今度は違うプラグインでエラーが発生する。
同じように調べると今度はMSVCP71.DLLが足りないことがわかった。これもネットで調べインストールする。これでようやくきちんと動作するようになった。
Polac VSTがアップデートされていた。
http://forums.jeskola.net/viewtopic.php?f=3&t=7を見たら昨年末にPolac VSTがアップデートされていた。Polac VSTはBuzzでVSTプラグインを使用できるようにするプラグインである。アップデートは小規模なものだけど再生停止時にオールノートオフを送るようになったのはちょっとうれしい。
更新履歴を見ているとフリーズ機能は実装されているようで使えるみたいである。しかしどうやって使うのかいまいちわからない。ちょっとこのあたり研究してみようかなと思っている。