直近(2015/12)のWindows 10のマーケットシェア(デスクトップ)

公開:2016-01-15 05:49
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:windows 10,windows

ちょっと直近のWindows 10のマーケットシェアを調べてみた。デスクトップOSでだけど。Windows 10 は9.96%で第4位。まあまあかなぁという感じだ。ただ無料アップグレード期間は7月末あたりまでで、現時点で5か月が経過した段階で10%足らずというのはちょっとMSの思惑からすると低いのかもしれない。無料アップグレード期間前の駆け込みシェアアップというのはあるのだろうけど、どれだけ伸ばせるのだろうか。

2世代前のWindows 7のシェアが以前として5割を超えているというのは如何にWindows 8/8.1が失敗したかを表しているように思える。 またWindows XPのシェアが依然として10%を超えているというのもすごいね。確かにWindows XPからそうそう大きくは変わっていないから、Windows OSは機能・品質ともXPで完成された感がある。完成されたものはそうそう手放さないよね。まあでも新しいソフトは動かないから、漸減していくだろうけど。個人持ちではXPはもう使っている人はそうそういないだろうから、レガシーなアプリを動かすために残している人がこれだけいるのだろうか。

OS別のシェアではWindowsは9割を超え、いまだに圧倒的だ。Macはマスコミの取り上げ方からすると5割ほどいっているような感があるけど、シェアは高くないし、伸びもそんなにないのだな。デスクトップでLinuxを使っている人も2%もないのか。。

デスクトップに限った話だと、Windows のシェアが9割もあることを考えると、やっぱりWindowsでアプリを開発したほうが儲けという点でメリットがあるように思える。ただ動作対象としてはWindows 7も含めておかなくてはいけない。UWPで作ってしまうと対象が一気に1割程度に落ちてしまうから、投資回収はそんなに易しくなくて、ここに参入するというのは現時点では難しいと判断するベンダも多いのではないだろうか。モバイルでも同じアプリが動くといっても、モバイルのシェアはないに等しいから、そのメリットもほとんどないしね。。

Windows 10の普及を推し進めるにはキラーアプリが必要だけど、アプリも成熟しているし、それもなかなか難しいね。コツコツと積み上げるしかないのだろうね。