こたつという魔物(「人をだめにするソファー」との最強の組み合わせ)

公開:2016-12-07 06:22
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:日記

年末近くになるとこたつが出現する。私にとってこれほどの魔物はない。

休日などは「こたつに入ってゴロゴロする。」ことにほとんどの時間が費やされる。これは言葉通り「費やされる。」のである。

私は心の中では、「やりたいことがあるので一分一秒たりとも粗末にしたくない。」と考えているのだが、こたつを目の前にすると体がいうことをきかないのである。

早起きしたとしても、居間のこたつを目にするともうすべてのことが飛んでしまって、潜り込むことだけに神経を集中してしまう。いつのころからか、これに「人をダメにするソファー」というアイテムも加わり、「こたつ+ソファー」は最強の「ゴロゴロアイテム」となっている。絵に書くとこういう感じである。

この体勢に入ると、その後はテレビを観ながらウトウト、ウトウトしながらテレビを観る、手元のスマフォを観てウトウト...ということを繰り返し、気がつくと数時間経っているのである!! PCを触る時間も極端に減少する。私のガラクタ創作活動を妨げるアイテムでもある。恐ろしいことこの上ない。

厄介なのはこの「ゴロゴロアイテム」は中毒性があり、習慣に陥りやすいことである。このせいでいつも気がつくと大晦日近くになってしまっており、大掃除を年末に集中してやることになって、大晦日当日も働きづめになってしまうのだ。そんな状況でも10分でもいいからこたつに入りたいという欲求が頭をもたげ、一度入ると10分休憩するつもりのはずが、2時間も居眠りしてしまう。そして夜中近くまで掃除をする羽目になる。

こたつとソファーを撤去すればよいのではとも思うが、それはできない。あのこたつとソファーの組み合わせは私にとっては究極のリラクゼーション空間であり、すべてのことを忘れ、快楽に溺れることのできる唯一のものなのだ。

一方でこのままでは「廃人」になってしまうという恐怖心も持っており、そのはざまで苦しみもがいているのが現在の私である。

今年の年末はなんとか大掃除を早めに開始して、こたつ生活とのバランスを保ちたいと考えている。