JSON-LDを再度勉強している

公開:2016-12-31 11:25
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:コンテンツの修復と整理,json-ld

とりあえず、JSON-LDでデータ定義すれば、コンテンツが生成できるような環境構築を行った。今はどのようなデータの形にすれば適切なのか思い悩みながら進めているところである。

JSON-LD的に適切なのかどうかは、http://json-ld.org/playground/で検証することができる。 ただ文法的に正しくても、意味的に正しいかどうかというのはまた別である。その語彙と、その語彙に設定した値が適切かどうかまでは検証はしてくれないのである。例えば"WebPage"の"mainEntity"プロパティに"WebPageElement"の配列をセットすることは可能だし、文法的に問題ないのだが、意味的にその構造が正しい(もしくは適切)のかどうかが判断ができないのだ。

Googleの構造化データの項目を見ていても、ある語彙のデータ定義サンプルはあるけど、それはJSON-LD的ににどうかという話ではなくて、検索結果に構造化データをうまく反映させるにはどうしたらよいかという説明に力点が置かれている。Googleが説明しているJSON-LDの表記例は、JSON-LDが持つ能力の一部を使っているに過ぎないと思う。 なのでhttp://json-ld.org/playground/では正しく解釈されていても、https://search.google.com/structured-data/testing-tool?hl=jaではエラーもしくは認識できないというような結果になる場合もままある。

私もただしくJSON-LDを理解しているかどうかも甚だ怪しい状況なので、再度以前翻訳したJSON-LDの仕様を再び読み返しているところである。

https://github.sfpgmr.net/jsonld/JSON-LD1.0.html

「JSON-LDは見た目簡単だけど、実際活用しようとすると難しい。」というのが今のところの感想である。