私のDTMの源泉となるサウンドチップ。矩形波のみ・3和音・音量は15段階・音量エンベロープで固定パターンのみながら、このチップのおかげでいろいろ楽しい時間を過ごすことができた。
私が持っていたX1Cに載っていて、BASICによりコントロールすることができた。シーケンサに相当するのがPLAY文で音作りをするのがSOUND命令だった。
矩形波しか出せないのだけれど、2チャンネルを使って周波数を微妙にずらすとデチューン効果が得られ、すごくきれいな音が鳴る。
当時ダブルカセットデッキを持っていたので、PLAY文でシーケンスパターンを作って録音し、それを鳴らしながらSOUND文で作った簡易なシンセ(キーボードを鍵盤代わり)で手引きしたものを多重録音したりして遊んでいた。曲はやっぱりTONGPOOやRYDEENなど。難しいフレーズはファンクションキーを押してパソコンに演奏させたりしてね。それを友達に聴かせたりした。すごく楽しかった。
大人になってからこれで4bitのD/A出力も可能でうまくやればサンプリングしたドラムを加えることもできることがわかった。当時これを知っていたらもっと楽しめたんだけど。。