MZ-700の文字キャラクタを表示するようになってやる気が少し出てきている。といいつつ音源整備に力を入れてしまうというあまのじゃくさ。
ここ数日MZ-700界隈の記事を読んでいて、キャラグラというのに非常に興味を持った。このキャラクタを使って現在のJS環境をもってすればなかなか面白いCG表現ができるのではないかなと思うのだ。市松模様キャラを使った40X25グラフィックスとか。あのスペースハリアーのMZ-700版とか。すごいよね。
しかしこの古旗さんという方、本当にすごい人だよね。あのMZ-700にスペースハリアーを移植しようとは普通思わないもの。
私なんぞはMZ-700の低スペックさに嫌気がさして、早々にX1に乗り換えたクチ。じゃあX1で何かできたのかというと、テクノポリスという雑誌(なつかしい..)に1画面プログラムが載っただけという寂しさ。。雑誌には後Oh!FMにも1つ掲載されたな。当時、雑誌投稿は自分の作品をオープンにできる唯一の場所だったから、掲載されるととても嬉しかった。原稿料も貰えるしね。
上のを読んでいていろいろ思い出した。たぶん当時の人たちは、ゼビウスみたいなスクロールシューティングを作ろうと四苦八苦していたと思う。私もそのクチなのだ。アプローチの仕方としては古旗さんと同じなのだが、やっぱり遊べるレベルまではもっていくことができなかった。残念ながら、そこが凡人である私の限界なのだろうと思うな。
後年MZ-700は隅々まで解析され、当時私が知らなかった情報も今ではネット上で簡単に得ることができる。
http://www.maroon.dti.ne.jp/youkan/mz700/pg/interrupt.html
タイマ割り込みがMZ-700でできるなんて知らなかった。というか8253が載っているからタイマ割り込みはできるはずだと思っていたけど、やり方がわからなかったんだよね。後PWMによる高音質サウンド再生とか。単音の再生機能を1bitD/Aとして使えることは知っていたけど、テープの音声情報を1bitD/Aに通して鳴らすことぐらいしかできなかったな。
そういうわけで今作っている環境を使ってキャラグラCGデモを少しずつ作ってみようかなと思っている次第である。キャラグラを使ったプリミティブの描画もしてみたいね。