REAPERはスクリプティングによって、エフェクトや音源を作ることができる。それをJSFXと呼んでいる。JSFXで使われる言語はEELという言語である。JSFXというからにはJSのサブセットかと思いがちだが、実際はC言語に近い。 REAPERはこのスクリプティングを行うための開発環境も内蔵している。なのでとりあえずREAPERさえあれば、自分でエフェクトを作ることができる。
詳細はリファレンスを読めばわかるけど、どこから始めるのかのオペレーションでちょっと悩んだ。そこをちょっとメモっておこう。
JSFXの始め方
- まず最初にFXボタンをクリックする。
- Addボタンをクリック
- "FX"メニューから、"Create New JS FX.."をクリック。
- エフェクト名を入力
- "Edit"をクリック。
- エディタが起動するので、コードを書いていく。
テンプレートで作られるコードの説明
新しくJSFXファイルを作ると、その中にテンプレートとなるコードが入っている。このコードの説明は図の通りである。
音声処理に特化したセクションに分かれており、そのセクションで必要なコードを書いていけばエフェクトが作れるようになっている。@gfx
セクションというのもあって、これはこのエフェクトのウィンドウ内でグラフィック描画を行うセクションである。
各セクションで書くコードはEELという言語だが、これはなかなか面白い言語である。JSFXはそれなりに充実しており、新たになにかエフェクトコードを書く必要性はあまり感じないが、面白いので、前に買ったインターフェースの音声信号処理コードなどを移植してみようかなと思っている。