懐かしいが今聴いてもワクワク・ドキドキする。初めて聴いたのは1978年。映画館である。ひょっとするとその前にTVのCMで聴いていたかもしれない。
当時小学校6年生だった私はCMだが友達だか本屋で映画雑誌「ロードショー」?を読んだかで知って、どうしてもこの映画が観たくなった。それまで映画といったら東映まんがまつりとか、近所の公民館で演る「ゴジラ」だとかしか観たことがなかった。友達が2人で観に行くという話に割り込んで一緒にいくことになった。
バスで最寄り駅まで行きそこから堺東というところまで電車で行った。最寄り駅では小学生ながら当時初めて喫茶店に行き、ピザというものを初めて食べた。それからすごく好きになって家では母親に雪印の冷凍ピザ(小さくて2枚入りのやつ)を買ってもらって昼ごはんに食べたりするようになった。それはさておき、電車ではドキドキ・ワクワクしてしょうがなかった。
堺東には映画館が3-4つくらいあったと思う。その中で一番大きな映画館に入り、パンフレットを買って椅子に座った。映画が始まるまでその界隈のコマーシャル映画がが放映され、映写時間になる。それでこの音楽を聴いたのだが度肝を抜かれた。音量が大きかったせいもあるが、なんてすごい音楽なのだろうと当時思ったものだ。このメインテーマから一気に映画の世界に引きこまれ、あっという間に映画は終わった。2回観た。
S.F.の世界なんだけどゴミ箱のシーンとか、あちこちのセットに見られる「汚れ」の表現とかを見てすごくリアルだなと当時思った。